遅ればせながら、やっと観て参りました。
写真はおみやげの(自分への)パンフレット。
今回はJrが「やだ!」と言ったので、大人1人で鑑賞しなければならず、「肩身狭いじゃん」と思っていましたが、出遅れたおかげで、劇場も空いていて、(人目も気にせず)ゆったりと鑑賞できました。
8兄弟の内訳は、昭和のウルトラマン−(ゾフィー、タロウ、レオ、80)+平成ウルトラマン‐(コスモス、アグル、ネクサス、マックス)で8兄弟という次第。(細かく言うと他にも色々抜けていますがね・・・・)
基本設定の違いから作品中での競演は不可能と思われていた昭和と平成のウルトラマン達の競演を可能にしたのが、「平行宇宙」の概念と、メビウスのミライ君の超天然パワーでした。
平行宇宙を使えば「理論上はどんな設定もアリアリ」にできるのですが、やっぱり感情的にしっくりいかない部分はあるもので・・・
で、そんな垣根を吹き飛ばずのがミライ君のトボケッぷりです。
設定的には前の映画の後辺りらしく、昭和4兄弟の方々に「兄さん兄さん」と言って飛びついていきますが、別世界の住人である彼らは当然「キョトン」。(特に郷秀樹さんの所では、「ジャック兄さん、分かりませんか、新マン兄さん、帰りマン兄さん」と、たとえ元の世界の兄さんでも分からんだろう連呼を続けたり)こんな事をしている内に、なんだか観ているこっちの中の垣根も吹っ飛んでしまいましたよ。
でも、今作の主役はなんといってもティガ。
演ずる長野さん、TV当時よりも年齢を重ねていますが、それも大変カッコイイ、市役所職員という設定上か、終始地味なグレースーツとネクタイでしたが(レナとのデートシーン除く)、スーツのボタンとワイシャツの第一ボタンを外し、ネクタイを緩めたルー
ズな格好をしていても、「カッコイイ〜!」と思える程。
何より、すっかりメジャーになった今でも、ウルトラに出演してくれる、その心意気が大好きです。(あの人とかあの人にも見習ってもらいたいです)
他にも、それぞれが各作品のヒロインと幸せになっていたり、なったり、あんな人やこんな人がチョコっと出ていたりと、細かいネタは尽きませんが、最後に。
ありがとう、いい映画でした。
(でも、アグルは出して欲しかったぞ)