私のトホホ散財日記
別館

金のエンゼル 〜森永チョコボール〜


我クリスマスイブに我家に天使が降臨しました。

12月24日、大雪の晴間に家族で買い物に出かけました。
車の後部座席では、Jrが昨夜バァちゃんから貰ったクリスマス用のお菓子をご機嫌で食べています。
お菓子は布製の長靴に色々と詰込まれていた物のうち、森永チョコボールのいちご味をJr自らチョイスしてポッケに入れて来ました。
自分で食べるばかりでなく、時折スペ子やNむらにもくれます。いい子だねぇ。(でも雪道運転中に振り向かせるなよ)
しばらくした時、スペ子がなにやら騒いでいます。
「き、金のエンゼル・・・・」

よもや知らない人はいないと思いますが、森永チョコボールは、チョコを取出す所(くちばしと呼称する)にエンゼル(天使の事、エンジェルとは発音しないのが森永流)マークが印刷されていれば、「金なら1枚、銀なら5枚」でもれなく「オモチャの缶詰」がもらえるのです。
このキャンペーンの歴史は大変古く、Nむらの子供の頃から行われており、上記の「金なら1枚、銀なら5枚」「オモチャの缶詰」というフレーズも、しっかりインプットされています。
Nむらは、これまでの人生の中で、何度か「銀のエンゼル」に巡りあった事があります。
しかしながら、大体次にチョコボールを買う頃にはそのエンゼルは紛失してしまい、5枚コレクトすることは出来ませんでした。

ましてや、金のエンゼルに至っては、その姿を見たこともありませんでした。
この金のエンゼルは「この世に確実に実在する物で、めったに見られない物を挙げよ」という調査があれば、きっと上位にくるであろうと思われます。(あとは、宝くじの1等の当たり券とか、スーパーカーとか、数量限定のエロフィギュアとか・・・)

後部座席ではスペ子が呟いています。
「き、金のエンゼル・・・・初めて見た」。
スペ子よ、お前もか。

こうして、ひょんな事から金のエンゼルを得たNむらでした。
早速「オモチャの缶詰」に応募しなくっちゃね。(Jrのです。 byスペ子)