私のトホホ散財日記
別館

ある闘い 〜究極バトル魂 BLEACH〜


我家では夫婦どちらかが床屋(美容院)に行く時は大抵家族3人で行く事になっています(その後食料品の買出しに行くから)。
一人が切って貰っている間、残りはJrと一緒にお店で待っています。(迷惑?)

その日はスペ子がカットをする日だったので、Nむらはお店に備え付けの漫画を読みながら、Jrはそこら辺で遊んでいます。
このお店は、老若男女を問わない客層のようで、子供用の玩具はおいてあるわ、漫画は少年誌の物ばっかりだわで、およそ「美容院」という感じではありません。

さて、その日Nむらが読んでいたのは「BLEACH(久保帯人著 週刊少年ジャンプ掲載)」でした。
そもそも、Nむらは最近少年ジャンプを読まなくなってしまっています。(スーパージャンプは購読しているのですけれど・・・・もう少年じゃないのかなぁ・・・クスン)

で、この「BLEACH」という漫画についても、大変人気があってアニメ化されている・・・位しか知識はありませんでした。
たまたま美容院に1巻から12巻位まで並んでいたので、読み始めたのですが、ギャグありシリアスありバトルありで大変面白かったのでした。
また、死神(戦闘スタイルは和装だよ!)やら尸魂界やら、なんだかしばらく忘れていたような単語が出てきて、「イマドキのチビッコ達にはこういうのが新鮮なのかしらん」とも思いましたが、最近軽視されがちな「人の生き死に」を正面からキチンと扱っているところが非常に良かったです。(ヤバイ美容室で泣きそうになった。人気漫画はこうでなくちゃ)

普段なら、このぐらい面白い漫画なら、じっくり読んでも1時間で10冊くらいはイケるのですが、いかんせん、足元のJrが足を引っ張ります。
なにか珍しい物(そんな物だらけだが)を見つけると「おとうさん、おとうさん」と呼びに来る。
椅子に乗せろ、降ろせを繰り返す。
おかあさんに近づきたいが、美容師さんがいるので近づけない。で泣く。
これをあやしながら漫画を読むのは結構疲れます。
それでも、ひたすら読み続けていた、その時。

奴がやって来ました。

奴、それは次のお客さん。
奴はお店に入って来て、前のお客(スペ子のこと)が終わるまで待つ事になったのです
が、その彼が手に取った漫画も「BLEACH」。
更に奴は、いきなり1〜3巻を手元に置いたのです。
この時点でNむらが読んでいたのは4巻。
これは、所謂「手袋を投げ付けられる」という奴です。(早よ読めっちゅー事だな)
追付かれるか、逃げ切るか。
そう。この瞬間、Nむらは「追われる者」になったのです。
奴は1巻から読み始めました。
通常ならば、追付かせはしませんが、NむらにはJrというハンデがあります。
奴はグングン読み進んで来ます。
Nむらも必死で読みますが、Jrはそんな事にはお構いなしで、「おとうさん、おとうさん」攻撃をかけて来ます。
Nむらが読む。
奴が読む。
Jrをあやす。
Nむらが読む。
奴が読む。
Jrをあやす。
Nむらが読む。
奴が読む。
Jrをあやす。
(中略)
Nむらが読む。
奴が読む。
Jrをあやす。
Nむらが読む。
奴が読む。
Jrをあやす。

てな調子で、スペ子が散髪を終えた時、Nむらは9巻の途中。
奴は7巻途中。
なんとか逃げ切った・・・・・危なかった。
しかし、なんにせよ、勝利の喜びは大きい。
心地よい疲労感とともに、美容室を出るNむらでした。
(・・・・・アホ! (-_-) byスペ子)

で、せっかくなので、何かBLEACH GOOODSを買ってみようと思って玩具屋へ行ったところ、食玩コーナーにてこれを発見。
「究極バトル魂 BLEACH」です。
これは、カード&フィギュアで遊ぶ物の様なので、1個だけ買っても意味が無いのね。
(昔、別の作品でもこの形式の商品を見た事があるなぁ・・・究極バトル魂ってのがそうなのかなぁ)

で、いきなりシークレットを引いてしまいました〜!
でも、それは「魂魄」でした・・・・なんだかあんまり嬉しくない。
こういうのは運が良いのでしょうか?悪いのでしょうか?
悔しいので、幾つか買ってみようかと思っています。
(私達的には超OK!かわいい〜。何だかわからんけど… byスペ子&Jr)