私のトホホ散財日記
別館

我家の片隅で(その3) 〜カネゴン〜


あけましておめでとうございます。
現在、我家の片隅には新年を寿ぐ縁起物、「カネゴンズ(複数形)」が飾られています。
これを飾って、我家にもう少し金運を呼び込めたらイイナ!、とか考えているNむらです。

もう、説明の必要も無いとは思いますが、カネゴンは、「ウルトラQ(昭和41年)」に登場した怪獣です。
非常に特徴のあるルックス(怪獣なんだから当たり前だが)と、そのストレートすぎるネーミングで、ピグモン、ブースカと並ぶ円谷怪獣の癒し系代表です。(とNむらは固く信じている)
大体、昭和41年にはこの世に産まれてもおらず、平成18年まで、「ウルトラQ」も見たことがなかったNむらなのに、「何故かその存在はよく知っている」、「何故か玩具箱には複数のフィギュアが侵入している」、それがカネゴン。

さて、玩具ですが、写真左より
1 ウルトラマンイマジネイョン4(ガチャ)より「カネゴンの笑み」(2005年3月)
カネゴン誕生のシーンのイメージフィギュア(ガチャ)ですが、動きがあって、彩色(お金やらカネゴンの表面やら)がとってもいい感じで気に入っています。

2 ウルトラマンソフビ道(其の1)より(2001年12月)
全長10数センチ位のソフビ人形、全8種。コンビニでこの商品を発見し、何故か「カネゴン欲しい!」と強く思った事を記憶している。
ブラインドボックス(中が見えない)仕様だったため、3個購入、無事引き当てることができた。ちなみに、残りの2個は「ネロンガ」「ウルトラマンコスモス:ルナモード」で、現在はJrの玩具箱在住。

3 HGウルトラマンPART20 ウルトラの国大爆発編より(1999年11月)
立ちポーズで立体化されることの多いカネゴンにしては珍しい「お座りポーズ」カネゴン。と思ったら、この写真中立ちポーズは1種類だけ。
偏っているなぁ。
口の中の貨幣が気味悪くもリアル。

4 新タイムスリップグリコ第3弾より「金喰い怪獣の孤独」(2003年3月)
かの有名なタイムスリップグリコのおまけです。
カネゴンになってしまった金田君の寂しさやら、不安やらが表現されていて、小さいながら中々良いイメージフィギュアです。(しかし、本物のカネゴンは、あの体では電柱登りはできないだろうなぁ)
実はコレ、彩色版とモノクロ版があるのですが、Nむらはモノクロ版しか手に入らず、当時は結構悔しかった覚えがあります。(かといって、今更欲しくないし)
Nむらの中では、モノクロ版は「はずれ」で、ウルトラQ以外は「おおはずれ」扱いでした。
しかし、最近「ウルトラQ」を見て、「モノクロ版の方が正しいのでは?」と感じております。4年越しの負け惜しみですが・・・・とほほ。

さて、こんな感じで、「カネゴン」→「お金」→「縁起が良い」と短絡して我家の片隅に手持ちのカネゴンズを飾ったNむらでしたが、実は途中でイヤな事実に気付いていました。
それは、奇しくも上記4に記載がありますが、カネゴンは「金喰い怪獣」という事です。

思い出してみれば、そもそも劇中、「振るとお金の音のする繭を拾ってネコババした」金田少年が懲罰的に変身させられた姿がカネゴンですし、「お金を食べないと生きて行けない体」のため自分や友達のお金を食い尽くして見捨てられそうになったり、危なく見世物にされそうになったりと、そのラブリィな外観程には、楽しい話ではなかったのです。(教訓的な話です)

実はこいつら「縁起が悪い」のではないでしょうか?撤去すべきでしょうか?
それとも、「ネコババしちゃぁいけません」という教訓を日々確認するため、しばらく飾っておくべきでしょうか?
どうしよう?
(教訓にすべきは、Nむら=カネゴン という事ではないでしょうか? byスペ子)